連盟紹介

あ い さ つ

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一般社団法人 日本知的障害者水泳連盟
会 長  佐野 和夫

 日本知的障害者水泳連盟は、1999年に知的障害者水泳の普及・強化・振興を目的として設立されました。主な事業として、日本知的障害者水泳選手権大会(50m)、日本知的障害者水泳選手権大会(25m)およびジャパンパラ水泳競技大会など国内大会の開催、ならびにINAS世界水泳選手権大会、INASグローバル大会およびIPC世界水泳選手権大会などの国際大会へ代表選手を派遣しています。その他競技力の向上を目指して、強化合宿、水泳指導者研修会を適宜実施しています。

 連盟設立以来、「水泳」が選手たちにもたらしたものは、単に健康の維持・増進に留まらず、体力や忍耐力の向上、他者との協力・連帯感の創生、に多くの成果が得られています。また、選手たちは競技会などを通して精神的充足や喜びも知り、心身両面に大きな得がたい経験を積んでいます。

 昨年(2013年)9月には、念願の「東京オリンピック・パラリンピック2020」開催が決定し、障害者スポーツのステータスが一段と向上してまいりました。本連盟の活動・発展が社会に大きく広がり、知的障害者水泳の普及・振興とともにさらに深く理解されて、未来への希望につながっていくことを心より願っております。

 日本知的障害者水泳連盟は、関係者のご指導・ご尽力により、本年4月、一般社団法人の認可を受け、これまでの実績に加えて大きなエポックとなる新しいスタートを切りました。今後、関係者の皆様のご支援ご協力をいただきながら、選手・スタッフともに一丸となって大きく羽ばたき、夢を実現していくことを期待しております。